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 ▼洗浄剤について  佐藤 14/6/24(火) 19:34
   ┗Re(1):洗浄剤について  副会長 14/6/24(火) 20:09
      ┗Re(2):洗浄剤について  佐藤 14/6/25(水) 9:08
         ┗Re(3):洗浄剤について  副会長 14/6/25(水) 17:45
            ┗Re(4):洗浄剤について  会長。 14/6/27(金) 12:35

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 ■題名 : 洗浄剤について
 ■名前 : 佐藤
 ■日付 : 14/6/24(火) 19:34
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   これまでWDに器材を入れる前には、酵素洗剤(アルカリ性 発泡性あり)に浸漬していました。しかし洗浄評価の結果はあまり良くなく、さらに器材の劣化などもあり、対策として浸漬用の洗剤を中性の低発泡性のものにすることにしました。WDは、中性洗剤とアルカリ性洗剤の1台ずつあります。
そこで質問なのですが、中性の浸漬用洗剤に器材を浸漬したあと、濯がずそれぞれのWDに器材を入れて洗浄しても良いのでしょうか。つまり中性の洗浄剤とアルカリの洗浄剤が混じっても良いのでしょうか?
よろしくお願いいたします。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(1):洗浄剤について  ■名前 : 副会長  ■日付 : 14/6/24(火) 20:09  -------------------------------------------------------------------------
   ▼佐藤さん

中性の浸漬用洗浄剤は低発泡性とありまずが、浸漬用ですので濯がずそのままWDで洗浄すると泡立ち洗浄性が悪くなると思います。
アルカリ性と中性の洗浄剤が混ざることは望ましくありません。

洗浄評価があまり良くないとありますが、原因として他に考えられることはないでしょうか?
WDの洗浄プログラムは妥当か?
WDは正常に稼働しているか?
WDの洗浄剤の洗浄性は問題ないか?
洗浄する器材の汚染の乾燥固着の程度はどうか?
洗浄する器材のWDへの積載状況に問題はないか?

一度これらの要因をすべて検証してみて下さい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(2):洗浄剤について  ■名前 : 佐藤  ■日付 : 14/6/25(水) 9:08  -------------------------------------------------------------------------
   副会長様

お返事ありがとうございます。
中性の洗剤は、ジェット洗浄、浸漬洗浄、超音波洗浄の用途に可能という製品でしたので、WDの中性用洗剤と兼用しようと思っていました。
貸し出し器械などでアルミのものもあり、WD1台を中性洗剤にしたのですが・・・
一般的には、浸漬用洗剤、WDの洗剤はどのような選択をされているのでしょうか?

WDの洗浄プログラム等の検証についてはもう一度確認してみます。


▼副会長さん:
>▼佐藤さん
>
>中性の浸漬用洗浄剤は低発泡性とありまずが、浸漬用ですので濯がずそのままWDで洗浄すると泡立ち洗浄性が悪くなると思います。
>アルカリ性と中性の洗浄剤が混ざることは望ましくありません。
>
>洗浄評価があまり良くないとありますが、原因として他に考えられることはないでしょうか?
>WDの洗浄プログラムは妥当か?
>WDは正常に稼働しているか?
>WDの洗浄剤の洗浄性は問題ないか?
>洗浄する器材の汚染の乾燥固着の程度はどうか?
>洗浄する器材のWDへの積載状況に問題はないか?
>
>一度これらの要因をすべて検証してみて下さい。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(3):洗浄剤について  ■名前 : 副会長  ■日付 : 14/6/25(水) 17:45  -------------------------------------------------------------------------
   ▼佐藤さん:
洗浄剤はメーカーによって洗浄性が様々です。
洗浄装置による物理的作用と洗浄剤による化学的作用の相乗効果によって洗浄性が決まってきます。
したがって、洗浄剤の性能や洗浄装置の性能も要因として考えられるかもしれません。
また、中材に返却された器材の乾燥状態や洗浄する器材の種類(ボックスロックを有する器械やリュウエルなどの多関節の器械など)によっても洗浄性への影響が違ってきます。

洗浄剤を変更するときは必ず直接判定法と間接判定法を行い、洗浄評価を実施する必要があります。
その時点で洗浄性が悪い洗浄剤は選択肢から排除する必要があると思います。
洗浄剤を選択する時は、洗浄評価を行って問題ないことを確認されると良いと思います。

 ───────────────────────────────────────  ■題名 : Re(4):洗浄剤について  ■名前 : 会長。  ■日付 : 14/6/27(金) 12:35  -------------------------------------------------------------------------
   ▼副会長さん:
洗浄剤の選択について
浸漬用の洗浄剤は、酵素配合中性洗浄剤や酵素配合弱アルカリ性洗浄剤が用いられます。酵素系洗浄剤は可能なら40℃〜45℃に保温して使用してください。
洗浄剤を加温することによって洗浄性能を高めることができるからです。

アルカリ性洗浄剤について
最近はアルミ対応のアルカリ(弱アルカリ)洗浄剤も販売されており、アルミ製品の腐食や劣化を防ぐことができます。中性洗浄剤よりもアルカリ性洗浄剤の方が洗浄力は高いとされているので検討する価値はあると思います。

WDの洗浄剤について
WD純正の洗浄剤を使用していると思いますが、洗浄剤を変更する場合は装置メーカーに確認することも必要です。

洗浄効果が良くない原因は
・汚染物の乾燥
・洗浄剤の質
  一般的に安価な製品はよくありません
  外国製品も日本の水質に適さないことが多い
・浸漬時間
・WDの洗浄プログラム
以上のように洗浄工程全般をチェックされて、直接判定法で洗浄評価を行い改善するようにしてください。

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