Page 336 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼EOGガス滅菌について とすぼん 15/2/18(水) 16:18 ┗Re(1):EOGガス滅菌について 会長。 15/2/23(月) 12:32 ─────────────────────────────────────── ■題名 : EOGガス滅菌について ■名前 : とすぼん ■日付 : 15/2/18(水) 16:18 -------------------------------------------------------------------------
作業者の健康被害や残留ガスの問題で、EOGガス滅菌は病院内で実施しない方向で検討している病院が多いと聞きます。 当院でもEOGガス滅菌器の更新時期となり導入機器の検討に入っていますが、作業者の健康被害のデーターや残留ガスのデーターを教えていただけないでしょうか。 ホルマリンガス滅菌器でEOGガス滅菌対象機器の滅菌が行われると情報提供がありましたが、実際の運用上の問題点などありましたら教えていただきたいと思います。 |
▼とすぼんさん: EOG滅菌の健康被害では、 急性中毒症状として目の刺激、鼻詰まり、のどの刺激、咳、呼吸困難、吐き気、嘔吐、味覚の変化、意識障害、チアノーゼ、頭痛、眠気、虚脱などがあるといわれています。 慢性中毒症状として、結膜刺激、嗅覚鈍麻、吐き気、嘔吐、過敏症、皮膚炎、発赤、浮腫、末梢神経障害、頭痛、傾眠、記名力低下、性欲減退、リンパ浮腫、リンパ球増加、細胞異常、貧血、溶血などがあります。 残留ガスのデータについては、特定化学物質障害予防規則(特化則)により管理濃度は1PPM以下と定められています。 ホルムアルデヒド滅菌器は、現在3機種が認可されていますが、ホルムアルデヒドガスはEOGよりも浸透性が悪く機種によっては滅菌できない器材もあり、EOG滅菌と同様な器材がすべて滅菌できるわけではありません。 また、ホルムアルデヒドガス滅菌器は特化則の規制から除外されていますが、EOGと同様に発癌性があるので考慮する必要があります。 |