Page 337 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼BIの滅菌保障について レガシー 15/3/5(木) 12:28 ┗Re(1):BIの滅菌保障について 副会長 15/3/6(金) 19:10 ─────────────────────────────────────── ■題名 : BIの滅菌保障について ■名前 : レガシー ■日付 : 15/3/5(木) 12:28 -------------------------------------------------------------------------
度々の投稿になりますがどうぞよろしくお願い致します。 今回お聞きしたい内容ですが、BIの滅菌保障についてです。 以前、勉強会に参加した際、BIは無菌性保障水準の10−6乗を 確認することができないと聞きました。その理由として BIが見れる範囲として10-3乗程であるためと自分は理解して いるのですが、その認識で問題ないでしょうか。 もしこの内容が正しくても滅菌保障の一つであることは間違いありませんし、 その他の科学的・物理学的インジケータ等すべてを評価したうえで 滅菌の保障ということになると思いますが、BIがすべてではないと いうことを理解したうえで使用する為にも、詳しい回答をお願い出来ればと 思います。 長文の上、理解が出来にくい内容となってしまい申し訳ありませんが ご回答の程よろしくお願い致します。 |
▼レガシーさん: BIでは御承知の通り、無菌性保証レベルを確認できません。 滅菌保証はBIのみで判断するのではなく、物理的指標(計器類による温度・圧力等の確認)・化学的指標(CIの変色・ボウィ―ディックテスト)・生物学的指標(BIによる微生物の死滅確認)の要素で総合的に判断する必要があります。 BIで微生物の死滅を確認しても、計器類で必要な温度の上昇がない場合やCIの変色不良があれば、当然滅菌不良と判定されると思います。 滅菌保証のガイドライン2010ではBIの使用頻度が1日1回以上(勧告レベルB)ですが、近年はプロセスチャレンジデバイス(PCD)を毎回使用し、より過酷な滅菌条件をクリアしているかどうか確認する施設も増えています。 BI重視の考え方ではなく、総合的に滅菌保証を考える必要があると思います。 |